いなげやは6月11日、東京都西東京市に「いなげや保谷駅前店」をオープンする。
出店先は、同社が重点出店地域と位置付ける練馬・西東京エリア。同店を中心に、東側を ina21 練馬東大泉店、西側をブルーミングブルーミーひばりが丘 パルコ店、南側を保谷駅南店・練馬南大泉店・西東京富士見町店・保谷町店、北側を練馬 西大泉店・新座野寺店・大泉学園店がカバーすることで、同社最大規模のドミナントを形成する。
同店の立地は、西武池袋線保谷駅の北口ロータリー沿いで、線路の北側が主な商圏となる。
足元商圏は戸建てが大半を占め、人口は増加傾向にあり、商圏全体では30〜50代のファミリーヤング層が多く居住し、「夫婦」「夫婦+学生」世帯が東京都平均よりも多いのが特徴だ。 世帯数は500m圏が5490世帯、1km圏2万548世帯となっている。
約440坪の売り場では、生鮮3品で鮮度を打ち出す。農産は、野菜や旬のフルーツを日替わりの値打ち価格で提供するほか、鮮魚は、こだわりの「まぐろ」を毎日豊富に品揃えし、鮮度や季節に合わせて厳選したお刺身コーナーを展開する。また「鮮魚鮨」を導入し、旬の魚などの「生ネタ」を盛り込んだ魚屋ならではの鮨や海鮮丼、太巻きを取り揃える。 精肉では、飼料や健康にこだわった黒毛和種の「鹿児島県産さつまビーフ」をはじめ、希少な 「北海道産赤豚」を常時展開し、手頃な価格で提供する。
惣菜では、厚焼き玉子を中心に「鉄板メニュー」コーナーを展開するとともに、様々な惣菜をお客の好みに合わせて選べる少量パックをコーナー化。寿司のコーナーでは、「店内炙り」 のにぎり寿司を提供する。
ファミリーヤングに需要が高い冷凍食品は、米飯やプレート類を最大規模で展開し、外食系商品も拡充。アイスは、個食やレトロ・ご当地商品を強化し、チルドでは、出汁にこだわったレンジ対応のおかゆや、発芽玄米粉使用・ノンフライの焼ドーナツを展開する。
このほか、「タイパ」への対応として、レンジアップ商品をコーナー化するとともに、パスタソースのレンジ対応商品やバイヤー 一押しのレトルトカレーなどを販売する。
同店の開店に伴い、いなげやの西東京市内の店舗数は4店舗、練馬区と合わせた店舗数は12店舗、 総店舗数は131店舗となる。