青果の日替わり特売で集客力を強化

 価格競争力を高めると同時に、独自性のある商材で差別化を図る--。昨年12月16日、東京・国分寺市にオープンした「いなげや国分寺東恋ヶ窪店」が、強力なディスカウント(DS)型スーパーへの対抗策を打ち出した。

 同店は、JR中央線国分寺駅から北に1.2kmの比較的交通量が多い連雀通り沿いに立地。店舗周辺は、戸建てやマンションが多く、人口も緩やかに増えているほか、店舗の向かいには、スポーツセンターを併設した大型の公園があり、週末を中心に大勢の利用者でにぎわう。理想的な環境だが、その分競争も厳しい。同店から直線距離で500mほど西と東にはサミットストアの恋ヶ窪店と小平上水本町店があるほか、1km北にはロピア小平店、1km南東にはオーケー国分寺店と、有力なライバルが至近距離に店を構えている。

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