日常・ハレの日、両方の需要をカバーする青果

 いなげやは4月24日、東京都あきる野市に「ブルーミングブルーミー あきるのプレイス店」をオープンした。立地は、JR五日市線「秋川駅」北口より徒歩4分の4階建ての商業施設「あきるのプレイス」の1階で、今年1月に閉店した「あきる野とうきゅう」の跡地だ。

 あきるのプレイス店の最大の特徴は高質商品のラインアップにある。上質フォーマットの〝ブルーミングブルーミー〟 業態であることに加え、とうきゅう時代の既存顧客の嗜好を重視し、鮮魚と精肉は専門店「魚力」と「壱丁田」が継続して入居するほか、青果売り場では、輸入フルーツなど高質商品を差し込んでいる。本杉吉員社長は「DSがトレンドである一方、アッパーな商品を求めるお客様も一定数いらっしゃる。そうしたニーズに対応するため、ここでは上質な商品をしっかり揃えた」と説明する。ただし、「アッパーな店を作るのではなく、品揃えの幅としてアッパー品を差し込む。基本の商品はいなげやと変わらない」と強調した。

青果に力を注ぐ「いなげやBBあきるのプレイス店」
「魚力」では新鮮な魚を使った刺身盛り合わせや鮮魚寿司を豊富に展開
「壱丁田」では、BBQ用など様々な食シーンに合わせた肉を提案
本杉吉員社長(左)、藤田俊樹店長(右)

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