ライフコーポレーションの2025年2月期決算は営業収益が前期比5.0%増の8505億円、営業利益は同4.8%増の253億円、経常利益は同5.0%増の262億円の増収増益だった。人件費・物件費が増加したものの増収により販管費率は低下し、営業利益・経常利益は、コロナ禍で内食需要が高まった20年度に次ぐ高水準となった。営業収益は21期連続の増収、当期純利益は過去最高益となる同6.0%増の179億円を達成した。
同社は4月10日、都内本社で決算説明会を開いた。岩崎高治社長(トップ画像)は「東西ともに伸びたが、首都圏の売上高が通期で初めて近畿圏上回り、特に好調だった。処遇の改善などで人件費は81億円の増加となったが、既存店を伸ばした一方で、過度な販促施策を下期に見直し粗利益率の低下を抑えたことで、増収増益を達成できた」と好業績の要因を説明した。