将来を見据え30~40代の家族世帯を狙う
ヤオコーは9月25日、埼玉県久喜市に同エリア3店舗目となる「東鷲宮店」をオープンした。久喜市においては、同月6日にオープンした北部エリアの旗艦店「久喜吉羽店」と2019年オープンの「久喜菖蒲店」の3店舗でドミナントを固める。
同店を中心に、久喜吉羽店は南に約3.3km、喜菖蒲店は南西に約6.3kmの距離に位置している。ターゲットは各商圏の状況に合わせて住み分けており、今回オープンした東鷲宮店は30〜40代の「ヤングファミリー層」。それに対し、久喜吉羽店が「ミドルシニア層」(50歳以上)、久喜菖蒲店が「ミドルヤング層」(49歳以下)だ。ヤオコーではそれぞれのターゲットに合わせた店づくりを行い、強みを明確化することで商圏シェアを高めていく戦略を描いている。
入り口で展開する冷蔵平台ケースとベーカリー売り場はヤオコー最大級だ