ファミリー層の集客につなげる品揃えを充実

 埼玉県内では、「ライフ蕨駅前店」(蕨市)以来6年ぶりの8店舗目、所沢市内では初となる「ライフソコラ所沢店(以下、所沢店)」が4月25日にオープンした。西武新宿・池袋両線が乗り入れる所沢駅から徒歩11分の住宅開発が進む地域に同日開業したNSC「SOCOLA(ソコラ)所沢」の核テナントとしての出店だ。ソコラ所沢には、ライフに加え、ジョーシンやトモズ、ダイソー、ファストフード店など12店舗が出店するほか、医療機関も入居しており、施設全体での集客が見込める。加えて、ソコラ所沢を中心にマンションや戸建ての住宅開発も進められており、足元人口も増加中だ。また、商圏の年齢別人口構成も、40代が15.9%、30代が14.9%と、両世代で全体の3割を占め、ファミリー層が多いため、旺盛な食の需要が期待できる。そこで所沢店では、この層をメインターゲットに、食品を強化した店づくりを進めている。

 売り場面積677坪の同店は、ライフの首都圏の店舗としては、昨年4月開業の川崎塚越店(神奈川県川崎市)以来の大型店だ。ワンフロアで衣料品の扱いもないため、生鮮3品から惣菜、加工食品まで、全カテゴリーで品揃えの充実を図った

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