ポッカサッポロフード&ビバレッジが食育活動を広げる活動を推進している。

 同社はレモンの価値を伝える食育活動をより多くの生活者に伝えることを目的に、同社のレモン公式キャラクター「レモンじゃ」をデザインしたキャラバンカー「レモンじゃカー」を活用した食育イベントを2024年5月16日から開始した。

 それに併せて5月16日、「レモンじゃカー」を活用した親子向けの食育イベントを恵比寿ガーデンプレイス(東京都渋谷区)で開催し、ポッカサッポロレモンアンバサダーの杉谷拳士氏も参加した。

ポッカサッポロレモンアンバサダーの杉谷拳士氏がお披露目会参加

 レモンじゃカー企画では、同社レモン商品「ポッカレモン」を販売している量販店のイベント会場のスペースで親子が楽しくレモンと接触できる会場を設置するというもの。24年は東名阪エリアを中心に量販店のイベント会場のスペースを活用し、親子対象でレモン食育イベントを開催する。レモン食育では、レモンじゃ紙芝居、レモンラッシー試飲会、レモンじゃ着ぐるみ撮影会、レモンじゃグッズプレゼントなど親子で楽しめる企画を盛りだくさんで用意。さらに量販店限定のスタンプラリー企画で店頭の催事スペースとイベント会場の相互集客を促す狙いだ。

 ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、「レモンをはじめとした植物性素材を中心に、毎日の食生活に寄り添い、元気と笑顔を応援する」という食育指針を掲げ、「毎日の健康を支える」「毎日の食生活を彩る」「地域に根差した強い絆づくり」を食育方針の三つの柱として、基幹事業であるレモン事業を中心に据えた食育活動に取り組んできた。中でもレモンに含まれるクエン酸が持つ「疲労感軽減」「骨の健康」「減塩」といった健康価値の訴求に注力している。

 そこで同社では、20年以上前からレモンの食育活動の一環として、小学校の授業や料理学校とのタイアップ、オンライン食育セミナー、夏休み自由研究、ジュニアスポーツレモン教室などを行ってきた。ポッカサッポロフード&ビバレッジ常務執行役員マーケティング本部の簗瀬尊弘本部長は、「昨年は年間で203校、約8000名の児童を対象にレモンの『健康』機能などをお話させていただきました。食育活動は短期ではなく、当社が持続可能な中長期的な活動として推進していきます」と最後に力を込めて締めくくった。

レモン食育では、レモンじゃ紙芝居を全国で実施していく

(写真上、左から ポッカサッポロレモンアンバサダーの杉谷拳士氏、ポッカサッポロフード&ビバレッジの 常務執行役員マーケティング本部の簗瀬尊弘本部長)