「つながる」を商品政策のテーマに掲げ、丸大食品から2023年春季の新商品35品、リニューアル50品の計85品が3月から順次発売される。「手間・ムダのないゆとり生活」「自分にイイこと、地球にイイこと」「私がうれしい、皆がうれしい」の3つの新テーマに沿って商品を開発。2月3日に開催された新商品発表会見で土谷純郎上席執行役員は、「当社はサステナブルな世界を目指し、プラスチック使用量の削減、包材の軽量化、消費期限の延長、さらに植物由来の代替原料の開発を推進していきます」と力強く語った。
数量限定品と新シリーズ投入で多様化したニーズに対応
今春、ハム・ソーセージ部門では、主力商品「燻製屋」シリーズから数量限定商品2品の投入に加え、新シリーズ「特級あらびきウインナー」の3品を発売する。多様化するウインナーのニーズに寄り添い、改めて消費者目線で商品開発を繰り返すことでおいしさだけでなく、プラスアルファの価値を実現した。「精肉売り場全体で商品を選べる楽しさを購買動機につなげていきます」(山本悟司ハムソーマーケティング部長)。
新商品の第1弾は「燻製屋 Q・B・Bチーズ入り」。こちらはQ・B・ Bブランドで有名な六甲バターと のコラボ商品で、4月上旬に投入する。72時間以上熟成して旨味 を引き出した燻製屋の肉に、カマ ンベールチーズパウダー入りプロ セスチーズを加え、肉の旨味にチー ズの濃厚な味わいをプラスした。