PPIHグループのパン・パシフィック・リテールマネジメントUSAは5月8日、スーパーマーケット「TOKYO CENTRAL Kailua」(カイルア)をオープンする。

 同店は、今年3月末に閉店した「TIMES Supermarket Kailua」からの業態転換で、日本食品を幅広く取り揃えるスーパーマーケット「TOKYO CENTRAL」に刷新される。

 店舗はオアフ島北西部・ラニカイビーチから車で10分ほどにある「カイルアショッピングセンター」内の一角。地元から観光客まで幅広い客層が集まる施設内での営業となる。

 店内(売り場面積1366 ㎡)では、日本産の食料品を中心に、ビーチに持参できる日本の菓子やドリンク、寿司や総菜などの即食品を強化。

  生鮮品では日本直送野菜や果物のほか、定番のステーキ肉や日本式のしゃぶしゃぶやすき焼き用の薄切り肉を提供する。一方、惣菜は、寿司に特化したコーナーを設置したほか、かつ丼やスープカレー、豚の角煮などを販売。冷総菜では、そばやうどんをはじめ、レンジ加熱式のラーメンやサンドウィッチを展開する。

 このほか、ハワイでも人気の日本のキャラクターや「サンリオ」などの商品も取り揃え、ローカルニーズにも対応する。

 「TOKYO CENTRAL」業態での出店は米国・カリフォルニア州と合わせると8店舗目となるが、ハワイへの出店は今回が初今月25日には「DON DON DONKI」業態のグアム初出店が控えており、PPIHは観光地を起点にシェア拡大を図る構え。