診断から商品のECまで一気通貫で提供

 PBや留め型商品を相次いで発売するなど、独自の品揃えを強化しているマツキヨココカラ&カンパニーだが、新たにデジタルを活用したビューティ関連のサービスにも乗り出した。今年2月に発表した「マツキヨココカラB」だ。メイクシミュレーターの「Bメイクアッププラス」、スキンケア測定「Bスキンケアプラス」、ヘアケア測定の「Bヘアケアプラス」、オンライン顧客台帳の「Bマイカルテ」で構成され、これらコンテンツの利用記録を管理するマイページ「B360プラス」もある。

 メイクシミュレーターや肌診断機器を店舗に導入するドラッグストアは増えているが、「マツキヨココカラB」は、スマホやパソコンを使ったサービスで、お客が好きな時に好きな場所で手軽に使える点が特徴だ。例えば肌診断の「Bスキンケアプラス」は、自分の肌の状態に関する質問に回答した後、自分の顔の写真を撮影すると、肌の状態を分析し、肌のハリやくすみ、目元のたるみなどについての診断の結果が画面に表示される仕組み。一方、「Bヘアケアプラス」は、設問と画像測定から髪の特徴(くせ、毛量など)を解析する。こうした診断結果は、「Bマイカルテ」とともにマイページの「B360プラス」に蓄積されるため、利用者は、自身のデータを自由に確認できる。

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