マツキヨココカラ＆カンパニーは、PB「matsukiyo」で、出店するアジア圏のトレンドやニーズを取り入れた「ローカライズPB」の開発に乗り出した。その第一弾として、台湾の医薬品規制をクリアしている現地の製造メーカーと連携し、台湾にフォーカスした医薬品のローカライズPBを開発。解熱鎮痛剤3種類と便秘症治療薬、点鼻薬、口腔粘膜用剤、去痰剤の7種類を発売する。
台湾では日本の医薬品の人気が高いことから、日本で販売している「matsukiyo」ブランドに色味やパッケージを寄せ、日本語と英語の表記を組み合わせるなど、「matsukiyo」とわかりやすいデザインとした。
マツキヨココカラ＆カンパニーの海外店舗は、現在、タイ24店舗、台湾23店舗、ベトナム8店舗、香港8店舗の合計63店舗に上る。店舗数の増加に伴い同社では、2020年3月からアジア圏出店国共通のトレンドを取り入れ、フェイスマスクやUVジェルなどを展開。昨年4月に発売した「matsukiyo ポリュバリア フェイシャルタオル」は、販売開始から9カ月で累計販売個数14万個を突破するヒット商品となった。今後も各地域のニーズに対応した商品を開発していく構えだ。
