バローホールディングス(HD)は、関西エリアの物流機能整備に向け、物流センターを新設すると発表した。センターの開設先は大阪府枚方市で、来年10月の稼働を見込む。チルド、氷温、冷凍、ドライ食品に対応した在庫型のセンターで、庫内業務は、キユーソー流通システムに委託する予定だ。

 バローの関西進出は、2014年7月、京都市内に下鳥羽店を出店したのがはじまりで、現在、京都府内に3店舗、大阪府内に4店舗を展開している。また、21年に、地場SMの八百鮮(大阪市)とヤマタ(大阪府吹田市)を買収したほか、先日は、トーホーストア(神戸市)の13店舗をバローHDの子会社が譲受することも発表した。こうした関西の店舗網拡大に合わせ物流機能も強化するため、物流センターの新設を決めた。

(トップ画面は、10月13日、大阪府堺市にオープンしたバロー堺豊田店)