東急ストアは9月1日付けで、商品力の強化と顧客志向の組織づくりに向け、組織変更と人事異動を行う。
商品力強化では、従来のデリカの枠を越え、生鮮からグロッサリー、物流までを横断する「シン・デリカプロジェクト」を新設、品番の垣根を越えた商品開発や売り場展開を行う。ちなみに、「シン・デリカプロジェクト」の「シン」は新、真、心、親、進などそれぞれの意味を込めた言葉であり、新しさや革新性を提案することを意図している。
また、顧客起点での「価値の企画・検証」+「モニタリング」を一貫性・継続性をもって行うCX(カスタマーエクスペリエンス)を推進するため、社長室 構造改革内に「CX推進準備」を新設、同社の目指すべき方向性や実行項目を検討する。