Genky DrugStores(ゲンキー)は7月21日、新たな物流拠点として富山小矢部RPDC(富山県小矢部市)を開設した。
2019年6月に開設した岐阜安八RPDC(岐阜県安八町)に続いて2カ所目となる富山小矢部RPDCは、延べ床面積1万1488坪の3階建ての建物に、DC(在庫型物流センター)、ドライとチルドのTC(通過型物流センター)、PC(プロセスセンター)を併設。北陸、飛騨・高山エリアの物流網を強化する。
製造面では、よりふっくらしたご飯が炊ける単釜式炊飯器を採用。サンドイッチの製造も開始し、ラインアップを10種類以上展開する予定だ。また製造効率が1.5倍に向上した連続フライヤー機を導入したほか、直巻きおにぎり機で「海苔なしおにぎり」を新たに開発する。精肉ではしゃぶしゃぶ肉用スライサーを導入し、種類の拡充も図る。
このほか、2024年問題の対策として、バース予約システムを導入。在庫ロケーション連動式垂直・水平搬送システムを採用し、庫内作業の自動化も進める。