相鉄ローゼンは2月9日、星川駅前店(横浜市保土ケ谷区)をオープンした。相鉄本線星川~天王町駅間の高架下に開業した商業施設「星天qlay」のBゾーン(星川駅部)への出店。
売り場面積約328坪の同店は、惣菜をメイン入口に配置し、ライブ感のある店内調理にこだわったシースルー厨房を設置。惣菜では同社で初めて、鉄板焼きと手鍋を使った店内調理を導入。鉄板焼きは、店内でも販売するオリジナルの「元気たまご」を使った厚焼き玉子やオタフクソースを使ったお好み焼きや焼きそばなどを提供する。また、手鍋料理は、精肉売り場で扱っている鹿児島県産赤鶏さつま、元気たまご、専用つゆを使用した親子丼を販売する。
インストアベーカリー「葉山ボンジュール星川駅前店」もオープン。小麦粉から生地を仕込み成形する「スクラッチ製法」でつくった本格パンを中心に、店内焼き上げのパンをメイン入口で惣菜と一体販売。紬(つむぎ)、葉山レーズンなどの食パンに加え、2月の新商品「桜と苺のモンブラン」や定番商品のバターチキンカレーパンも取り扱う。
また、冷凍食品を強化。売り場では、冷凍スープ「スープストックトーキョー」や、「ロイヤルデリ」、本格窯焼きナポリピザの「ピザレボ」など有名店の商品をコーナー展開。急速凍結技術を活用し、小田原や三崎の漁港で水揚げされた魚や、横浜の老舗鶏肉専門店「梅や」のやきとり、山形県産シャインマスカットと尾花沢スイカ、純米生酒を急速凍結した商品も提供する。
2月中旬からは、最短30分で届けるフードデリバリーサービスの「menu」を使った宅配サービスも導入。生鮮3品、パン、飲料、酒、調味料、菓子など店内で扱う約4000品目が対象となる。このほか、ポイントカード会員「ウェルカムカードメンバー」限定で、税込み3000円以上の購入に対し有料で自宅に商品を届けるサービスも提供する。