トモズと日本調剤は1月10日、テレビを活用したオンライン服薬指導サービスを開始すると発表した。ケーブルテレビ(CATV)最大手JCOMの遠隔医療サービス「J:COMオンライン診療」に同日から追加するオンライン服薬指導機能「おくすり受け取りサービス」の提供薬局として参画する。

 自宅のテレビでオンライン診療が受けられるJ:COMオンライン診療は、スマートフォンやタブレットの操作に慣れていないシニア世代を対象に2021年7月からサービスを開始。医療スタートアップのマイシンが提供するオンライン診療サービス「クロン」を経由し、テレビ画面上で医療機関の診察予約から問診、ウェブカメラを通じて診察などが受けられる。同日からオンライン服薬指導が加わることで、患者は、診察から処方薬の受け取りまでを自宅で完結できることになる。