クスリのアオキホールディングスの2023年5月期の上期決算は、売上高が前年同期比114.3%の1842億8100万円、営業利益が同121.6%の82億7800万円と大幅な増収増益で着地した。人件費、電気代、改装費用などの増加で販管費は同117.9%となったが、粗利益の増加で吸収し、営業利益以下の拡大につながった。
出店は、ドラッグストアが49店舗(閉店8店舗)。既存エリアへの出店を強化、とくに北信越エリアは15店舗と最多の出店でドミナント化を図った。調剤薬局はすべて併設店で50薬局を開局、これにより調剤併設率は前期末より3.1ポイント高い59.3%となった。