クオールホールディングス(HD)は1月6日、栃木県で調剤薬局を運営する「パワーファーマシー」の株式を親会社のパワーHDから取得すると発表した。株式取得価格については非公表。

 1998年設立のパワーファーマシーは栃木県を中心に調剤薬局を38店舗展開し、2022年3月期の売上高は44億2000万円。地域に密着した「かかりつけ薬局」を志向するクオールHDは、パワーファーマシーをグループ化することでさらなる地域医療、在宅医療の貢献に資すると判断、株式取得を決定した。

 今回のグループ化で、栃木県内クオールの店舗数は約70店舗に拡大する。パワーファーマシーとの人材交流、ICTなどクオールグループのリソースを最大限に活用することで、さらなる企業価値向上を図る。