道場六三郎推奨商品の多さに「やり過ぎ」の声

 ロピアが料理の鉄人、道場六三郎氏関連商品を相次ぎ投入している。昨年、道場氏の事務所がグループ入りしたことを契機に、グループ各社が商品開発を活発化。惣菜子会社の利恵産業は、新しい冷凍食品「ラクゴチ」シリーズの第1弾に道場氏監修の「漁師町の海鮮釜めし風」を発売。ごろごろっとした具材とだしが染みたご飯が特徴の一品だ。

 監修と書かれればお客の側にも納得感が生まれる。今春には、道場氏監修による1000円の弁当「厚切り牛たん炙り焼き弁当」と「鯛めしと鯛だし茶漬け弁当」の2品を発売。さすがに1000円はハードルが高かったのか、商品は短期間で売り場から姿を消したが、最近は同じく同氏監修の「幕の内弁当」699円を発売。道場氏の料亭「銀座ろくさん亭」に通うという女性客からは「だし感が足りない」と厳しい声も聞かれるが、699円ではやむを得ない面もあるだろう。

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