外食の値上げが止まらない。日本マクドナルドは9月26日、30日より「ハンバーガー」や「フライポテト」など約6割の品目を10~30円値上げすると発表した。フライポテト(Sサイズ)は150円から160円、ハンバーガーは130円から150円、「マックグリドル ソーセージ」は170円から200円となる。
なお、「プレミアムローストコーヒー」 「ドリンク」「チキンマックナゲット」「スパイシーチキンバーガー」「スパイシービーフバーガー」などは据え置く。
またミスタードーナツを展開するダスキンも同日、11月25日よりドーナツ、パイ、マフィンの39種を10〜20円、「ドーナツポップ」4品目を3〜30円値上げすると発表。「エビグラタンパイ」などパイ3種は210円から220円、ドーナツ「ポン・デ・リング」は120円から140円、ドーナツポップの単品は38円から41円、24個入りは754円から784円となる。
両社は小麦粉などの原材料高騰を受けて3月にも値上げを実施したが、エネルギーコストや人件費、物流費の上昇に急激な円安が加わったことで再度値上げに踏み切った。同時期に値上げしたコンビニ業界でも再値上げを実施する可能性がありそうだ。