生活必需品を充実させ健康相談にも対応
大手の寡占化が進むドラッグストア業界にあって、地域密着の事業展開で存在感を高めるローカルチェーンがある。千葉市に本社を置く千葉薬品だ。同社は、千葉・茨城県を中心とする関東エリアで、ヤックスドラッグの屋号のドラッグストア121店舗、併設を含む調剤薬局を110店舗展開している。
2020年9月にオープンしたヤックスドラッグ大網店(千葉県大網白里市)は、郊外型のドラッグストアだ。医薬品・日用品・化粧品・食品など一般的なドラッグストア商材に加え、食器や調理器具をはじめとする台所用品、帽子やトレーナーなどの衣料品、さらにはシニアのショッピングカートまで地域住民の日常生活に必要な商品を一通り取り揃えている。