シジシージャパン(CGC)は4月20日、21日の2日間、東京ビッグサイトで「CGC合同商談会」を開催した。今年度のグループスローガン「CHANGE!2022『結集』『集中』『集約』」に沿った政策を展示するとともに、今年度各売り場で注力して販売する商品について紹介。2日間で加盟企業、取引先を含む5194人が来場した。

 ビッグサイトでの開催は実に3年ぶりとなる。20年はコロナ拡大により中止、昨年は規模を縮小して東京流通センターでの開催だった。今年もコロナ対策は引き続き徹底。併せて展示会を通じたテーマとして、「環境配慮への対応」を掲げ、会場のごみ削減やエコ対応の商品の展開に力を入れた。

 会場の環境対策では、まずペットボトル飲料の配布を一切やめた。また試食用の備品も紙・木製に変更。各ブースのボード素材もスチレンから段ボールに変えることで、従来使い捨てが当たり前だった造作物の90%をリユース可能とした。これらの施策により、今年のごみ排出量は、18年の9.6tの約3分の1となる3.5tを目指している。

 展示も環境関連のものが目立った。入り口の政策ゾーンでは、スカスカ物流撲滅をテーマにメーカーと取り組む「パレット物流推進委員会」の活動を紹介。また商品ゾーンでは今期からPB・NBの枠を超えて、「環境配慮型商品」の展開を強めるとした。

環境に配慮したCGCブランドの商品

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