首都圏で食品スーパーとホームセンターの融合店を展開するスーパーバリューは4月14日、2022年2月期決算を発表した。
売上高が720億8400万円(前期比9.6%減)、営業損益が8億300万円の赤字(前期は13億600万円の黒字)、経常損益が7億500万円の赤字(同13億7500万円の黒字)、当期純損益が8億2900万円の赤字(同6億2500万円の黒字)となり、売り上げ・利益ともに計画値を下回った。
21年度は安さを前面に押し出す価格政策を推進し、キャッシュレス決済や会員向けの即日値引き施策で売上高及び客数の回復に取り組んだ。しかし巣ごもり消費の減少、消費者の節約志向、競合との競争激化、販売価格のコントロール不足、豪雨・酷暑などの気候変動の影響があったほか、1月以降はポイント付与変更に伴う一時的なポイント利用の急増による値引きが発生し、売り上げが減少した。