ヤオコーのディスカウントストア(DS)業態「フーコット」の2号店が3月15日、東京・昭島市にオープンした。立地は、昭和記念公園に隣接する米軍立川基地跡地の再開発地区「もくせいの杜」の一角。出店先は、新設された小型NSCで、フーコット以外にドラッグストアのクリエイトSDが入居予定だ。

 大店立地法の届け出によれば、フーコットの店舗面積は4500㎡。正面左側の1カ所に出入口を集約、壁伝いに青果、鮮魚、精肉、洋日配という並びや14本の通路を設けた店の造りは、1号店とほぼ同じ。また、店内調理の惣菜の導入も同様だ。一方、新たな取り組みでは、青果の売り場に壁面を設けず、バックヤードから直接品出しができる仕組みを採用した。

 開業日は当日のチラシ配布まで公表されなかったようだが、チラシのインパクトは大きかったらしく、開業3日目も310台入る駐車場はほぼ満車。6列設けられたレジ待ちの行列にはいずれも常時30人前後が並び、好調な滑り出しとなった。

 *詳細は激流2022年5月号(4月1日発売)の「ディスカウントストア特集」で掲載予定