ツルハホールディングス(HD)は3月8日、グループの物流や商品調達、PB開発を手がける子会社ツルハグループマーチャンダイジング(TGMD)社長に有馬康幸取締役兼専務執行役員が5月16日付で就任する。同日付でツルハHDの執行役員(TGMD担当)にも就く。江口典幸社長は一身上の都合を理由に、同社社長とHD執行役員を5月15日付で辞任する。

 有馬新社長は1965年生まれの56歳。1991年くすりの福太郎入社、2006年同社取締役本部長を経て、09年TGMD取締役に社外役員として就任。16年にツルハHDに転籍、TGMDの取締役兼専務執行役員商品本部長となり、18年からはPB開発本部長も兼任している。

 またツルハHDは、ツルハタイランドの新社長に向井俊取締役(兼ツルハHD海外事業本部第2事業部長)が4月1日付で就任することも発表。矢野大輔社長は取締役に退き、引き続きツルハHD海外事業本部第一事業部長は兼務する。