イオンリテールは3月8日、オリジナルのジェンダーフリー化粧品「コペルニカ」を発売した。取り扱うのは、北海道、九州、沖縄を含むイオン、イオンスタイルなど440店舗とイオンの公式通販「イオンスタイルオンライン」「イオンネットスーパー」。

 ブランド名の「コペルニカ」は、物事の見方が180度変わるという「コペルニクス的転回」に由来するもので、既存の考え方にとらわれず、ゼロから商品を再設計するという開発の姿勢の意味を込めた。

 商品は、スキンケアが6種類(洗顔料、化粧水、フェイスマスク、乳液、シート状化粧水、パック)、ベースメークが3種類(トーンアップセラム、化粧下地、プレストパウダー)の計9種類で価格は、1200~1800円(いずれも税別、ミニボトルを除く)。

 メインターゲットはZ世代の男女で、この世代に多い、毛穴黒ずみ、乾燥ニキビなどの肌悩みに対応するとともに、年齢に関係なく重要となる角層バリア機能や皮膚表面環境を整える成分を配合した。

 イオンリテールがオリジナル化粧品を開発するのは、今回が初めて。社内外のZ世代の声を反映させながら商品を開発したという。

 商品は、スキンケア売り場で展開するが、コペルニカの発売を機に、男女問わず利用しやすいよう売り場の改善を進める。またプロモーションも、店頭に加え、若い世代がターゲットということから、従来の商品以上にSNSを活用していく方針だ。

※詳細は激流2022年5月号(4月1日発売)の「ディスカウントストア特集」で掲載予定