ロピアの安さ、独自商品が関西でも猛威を振るう

 業界に衝撃を与えたロピアの関西進出。関西1号店であるロピア島忠ホームズ寝屋川店(写真)のオープンは昨年9月29日。早くも丸1年が経過したことになる。ロピアの集客力は今なお健在か。また近隣の競合はどのような対策を打ち出し、どこまで戦えているのか。気になる寝屋川エリアの〝その後〟を追った。

 10月11日月曜日。開店前のロピア寝屋川店の立体駐車場に着くと、入り口の前には数人のお客の姿があった。今年の年明けに訪れた際には、壁に沿うように数10人が列をなしていたことを考えると、やはり勢いはいくらか落ち着いたか。しかしそう考えたのも束の間、10時のオープンと同時に続々と来客が増えだし、30分足らずで店内は150人を超えるお客で大盛況に。カゴを2、3個カートに載せ、山盛りに買い込むのはロピアでは見慣れた風景。しかもお客に聞けば、「土日(の客数)はこんなものじゃない」とのこと。普通の食品スーパー(SM)には見られない買い物の熱気は、1年経っても健在そのもの。ロピアの強さを見せつけられた。

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