カインズは2050年までにCO2排出量実質ゼロに向けた目標を策定した。

 まず25年までに自社の店舗、オフィス、倉庫のCO2排出量ゼロを目指す。自社のCO2排出量ゼロ目標を小売り大手のイオン、セブン&アイ・ホールディングスなどが掲げているが、カインズはそれらよりも前倒しし25年度の達成を目指す。カインズは「現時点ではホームセンター業界でグローバルトップ水準、小売業界でも国内トップ水準の目標になる」としている。

 達成に向けては自社店舗への太陽光パネル設置を引き続き進めると共に、再生可能エネルギーの外部調達を進める。

 また50年には、サプライチェーン全体のCO2排出量実質ゼロと共に、カインズのある地域の排出量実質ゼロ達成にも貢献していくとしている。

(写真は自家消費型太陽光発電設備を設置したカインズ朝霞店)