9月1日に発表されたマックスバリュ(MV)西日本とフジの経営統合。それはイオンの中四国におけるスーパーのシェアを盤石なものにしたと言える。
イオンはフジと2018年に資本業務提携を結び、イオンはフジに15%、フジはMV西日本に7.6%を出資していた。今回の発表はそれをさらに前進させるものだ。フジが会社分割し、共同持株会社としての機能以外は新会社に移譲。フジとMV西日本が株式交換を経て共同持株会社フジの傘下に新会社フジとMV西日本が入ることとなる。これを来年3月までに実施し、24年3月には持株会社フジ、事業会社フジ、そしてMV西日本の経営統合による新会社を発足させる予定だ。