イオン、フジ、マックスバリュ(MV)西日本の3社は12月6日、取締役会において、株式交換と吸収分割により、イオンのフジ子会社化と、持株会社フジの傘下にMV西日本とフジ(効力発生後にフジ・リテイリングに商号変更)が加わることを決議した。これにより、来年1月下旬のフジ、MV西日本の臨時株主総会を経て、2月25日にMV西日本が上場廃止、3月1日に持株会社の新経営体制が発足する。
合わせて3社は持株会社の役員構成を発表した。社長にはフジの尾﨑英雄会長(写真)が、副社長にはフジの山口普社長とMV西日本の平尾健一社長が就任する。取締役には、フジの松川健嗣専務、イオン北海道の豊田靖彦取締役、MV西日本の伊渡村直樹取締役の3人が、社外取締役にはフジ社外取締役の横山ぬい氏、MV西日本社外取締役の渡瀬ひろみ氏、同じくMV西日本社外監査役の石橋三千男氏の3人が就任する予定だ。