フジ・リテイリングは11月24日、古川椿店(松山市、イメージ図)をオープンする。子会社のサニーTSUBAKIが運営する古川店の建物老朽化にともない、約6.7億円をかけて建て替えたもの。初年度年商13.8億円を目指す。

 出店地は国道190号線に面し、市内中心部や伊予・砥部方面からのアクセスしやすい立地。店舗周辺は新築戸建てや集合住宅の建築が進む人口増加している地域だ。

 店舗面積1378㎡の店内は、鮮魚売り場では、オープンキッチンを設置し、調理の下ごしらえや料理方法の相談に対応。精肉売り場では、交雑種をメインとした「にくのくにプレミアムビーフ」の展開や、ローストビーフ(丼・にぎり)などの品揃えを充実させる。

 またオリジナル商品「しらすパーク監修 しらす丼」を新規導入。惣菜売り場では旧店時代に好評だった「サニツバ丼」の復刻商品として、「ヒレカツそぼろ丼」「照焼チキンそぼろ丼」を限定販売する。昼や夕方の時間帯にあわせた出来立て惣菜や、水洗い不要な洋菜の拡大、「焼くだけ」「炒めるだけ」「温めるだけ」の簡便商品も提供する。