サンスターが洗口液使用率の向上を図る。オーラルケアブランド「G・U・M(ガム)」から、外出前後の新習慣として口内を長時間殺菌し、口臭を防ぎ、口を清潔に保つ洗口液「ガム・マウスバリア」(900ml、税込1320円)(450ml、税込880円)を10月7日に発売。洗口液未使用者をターゲットに提案する。

 国内では口臭予防に効果的な洗口液が広がっていないことが課題にある。その背景を探るためサンスターは世界15カ国でグローバル調査を実施した。その結果、口の健康が身体全体の健康に関係すると理解している日本人は38%と他の調査対象国と比較して多くの人が理解(図1)、さらに日本人の約3人に1人(34%)は「自分の口臭が気になる」と回答し、調査対象国で最も高い割合となった(図2)。その一方で、2日に1度以上洗口液を使用する日本人の割合は21%(表3)、帰宅後に洗口液を使用する日本人の割合は8%(表4)と調査対象国で最低となった。日本人はオーラルケアの重要性を感じているが、具体的な行動には移していない傾向となった。

「オーラルヘルス意識・行動に関する調査」
調査対象:アジア、ヨーロッパ、北米、南米15カ国の18~65歳の男女
調査方法:インターネット調査、調査期間:2021年4月
サンプル数:各国1万人以上(各国にて男女同数、計1万5000人以上)

 そこでサンスターは、国内の洗口液使用率向上を目指し、洗口液「ガム・マウスバリア」を洗口液未使用者に向けて提案。外出前後の洗口液の使用で、日頃から口内環境を清潔に保つ新衛生習慣を促す。外出中、時間の経過とともに口の中で口臭、ムシ歯、歯肉炎の原因菌は繁殖することから、外出前の使用で薬用成分CPC(塩化セチルピリジニウム・殺菌剤)が口の中を殺菌バリアし、外出中も長時間殺菌して口臭を予防する。 さらに、帰宅後の使用で口の中の汚れを洗浄しリセットする効果もある。

 アイテムは、クリアで爽やかな「フレッシュミントタイプ」と、リセットしてやすらぐ「リラックスミントティータイプ」の2種類を用意。洗口液が初めての人でも使いやすい香味に設計した。

 サンスターは、人生100年時代の健康寿命の延伸に貢献する「オーラルケアからオーラルヘルスへ」をテーマに、健康生活をサポートする情報を発信していく。

「ガム・マウスバリア」(フレッシュミントタイプ、リラックスミントティータイプ)