すきま時間を埋める仕組みが荷主・ドライバーから好評

 物流業界未経験者を中心に立ち上げた荷主とドライバーのマッチングサービス「ハコベル」の利用者が増加している。インターネット印刷シェアサービスなどを手がけるラクスルが運営するハコベルは、軽貨物を中心に宅配などの荷主と個人事業主のドライバーや運送会社をマッチングする「ハコベルカーゴ」(カーゴ)と、マッチングに加えて配車管理システムも提供する「ハコベルコネクト」(コネクト)の2種類のサービスを用意。2015年にサービスを開始したカーゴは、当初首都圏1都3県(東京、埼玉、神奈川、千葉)と福岡で展開していたが、17年には関西2府3県(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良)に拡大。18年には全47都道府県への展開を達成している。

 ハコベルは、単発の「スポット配送」、依頼から即日数時間で届ける「緊急配送」、週1日などの「定期配送」に対応。カーゴの荷主とドライバーのマッチングは99%以上という高い成約率で、しかも1、2分で決まることが多いのも特徴だ。 

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