家で食べるのに適したコープ商品を中心に品揃えを再構築
コロナ下でも菓子市場は堅調に推移している。在宅時間が長くなり、仕事中の菓子の「ながら食べ」が増えているのだ。そこで、みやぎ生協では、家族で一緒に食べやすい個包装された洋菓子やビスケットなどを提案。日本生活協同組合連合会(日本生協連)のPB「コープ商品」の販売に力を入れている。
ライフスタイルの変化に伴い菓子の売れ筋が変わりました。昨年春は巣ごもり消費で菓子が2桁で伸長しました。今年はその反動減によって前年比90%台で推移していますが、一昨年比では100%を超えています。家族と一緒に家で仕事をしながら食べやすいスナック菓子やビスケット類、洋菓子、大袋タイプのチョコレートが供給高を引き上げました。その一方で外出の際に食べる機会が多いガム・錠菓、飴は苦戦しています。リモートでの商談や授業などはすでに定着していることから、今後も対面で直接会う機会は減っていくでしょう。そこで、外よりも家で食べるのに適した菓子をさらに伸ばしていく政策を進めています。