ノンフードにも窓口を広げ問題解決型営業につなげる

 今期、日本アクセスの経営テーマは「変革」。2022年度以降の中期計画につなげるために、昨年度顕在化した経営課題を先送りせずに解決を最優先。単年度で仕上げる決意をこの2文字に込めた。そのために取り組むべき経営基本方針に、1、成長事業・成長領域の拡大、2、事業モデルの変革、3、業務改革とDXの推進、4、成長、変革を促進する人財・風土改革、5、サステナブル経営の推進を掲げている。

 日本アクセスの前期(21年3月期)決算は、売上高2兆1472億円で前期比0.3%の微減、経常利益は179億円で16.4%の大幅減益となった。スーパーマーケット(SM)、ドラッグストア、GMSの食品、ディスカウントストア(DS)は好調だったが、コンビニと外食・デリカメーカー、卸売業の不振が業績の足を引っ張ることとなった。経営基本方針の1、2、3は、この業績に沿って立てられている。好調業態は取引拡大。不振業態は事業モデルの変革に取り組むのだ。

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