新旧メガドラッグストア対決が始まった

 コスモス薬品の関東進出で、競合するケースが増えているのが栃木県を地盤とするカワチ薬品だ。両社は共に、売り場面積600坪の食品、日用品、医薬品、化粧品満載のメガドラッグストアを標榜。コスモスの食品売上構成比は6割近いが、カワチも5割弱と負けず劣らず食品を強みにする似た者同士だ。

 それもそのはず、コスモスは黎明期にカワチの店舗を参考にして自身のフォーマットを確立した。だが今や、業績、店舗数共に立場が逆転。宮崎から栃木にまで攻め入ってきたコスモスに対し、カワチは地元北関東にとどまり守勢に立たされている。

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