「肉市場」を掲げた豊富な品揃えの精肉売り場

 ツルハホールディングス(HD)の傘下で、静岡県を地盤とする杏林堂薬局が4月29日にオープンした杏林堂ドラッグストア富士宮浅間店(富士宮市)は、生鮮をフルラインで揃えた最新店舗だ。同店の売り場面積は1836平方メートル(約560坪)と食品スーパーの標準サイズと同等の広さ。訪問した5月上旬の平日午後6時ごろ、店内には40人のお客がおり、賑わいを見せていた。MD面では、日用雑貨やOTC、化粧品、健康食品のほか、生鮮食品、惣菜、日配品、加工食品、酒類なども幅広く取り揃えている。

 中でも精肉、青果の品揃えは充実している。壁面には「肉市場」と書かれた赤ちょうちんをぶら下げ、冷蔵ケースには牛肩ロースステーキ(100g198円)、牛生タン焼肉用(100g580円)を陳列。島ケースには黒地に白抜きで書かれた「気合いのブロックまつり」のポスターを貼り、国産豚のバラやモモ、肩ロースのブロックを販売するほか、国産鶏は親モツ、皮、キンカン、ぼんじりなどが部位別に用意されており豊富な品揃えだ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから