調剤併設の基本を貫き医療との連携を深める

 トモズが原点の強みに磨きをかける。創業30周年となる今年、同社は新たなビジョンとして「みんなを笑顔に変えるトモズ発の『かかりつけドラッグストア』を創る」を策定した。「かかりつけ」は今やドラッグストア各社が掲げる御旗だが、トモズは設立時から調剤併設を進めてきた先駆けであり、叩き上げだ。「我々が30年間一貫して目指してきたものは間違っていなかった」。4月に社長に就任した角谷真司氏はこう強調。同氏は1993年に住友商事入社、德廣英之前社長と同期でトモズ立ち上げに関わった人物だ。「〝トモズ発〟の自負を持ち、かかりつけドラッグストアとしての専門性と利便性を突き詰める」。角谷社長の迷いない方針の下、トモズの全社一丸の取り組みが動き出している。

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