後発のロピアとオーケーが存在感を高める

 神奈川県川崎市の北西部にある東急田園都市線宮崎台駅の半径2km圏内は、いなげや、東急ストア、ライフコーポレーションなどが出店している地域だが、この3年間で市場は大きく変化している。2017年6月にドン・キホーテ東名川崎店がMEGAドン・キホーテに業態転換し、食品販売を本格化。翌18年には、ドンキの隣にロピア馬絹店がオープンした。こうした市場環境の変化に対応するべく、両店に近いライフ東有馬店では19年3月、生鮮や惣菜の売り場を強化する大幅な改装に踏み切った。ところが今年3月にはオーケー宮崎台店がオープンし、競争がますます激化。そんな中でディスカウントストア(DS)のロピアとオーケーの存在感が高まっている。

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