集客力を高めるためNSCで出店
ヨークベニマルが最新フォーマットで激戦地に挑む。2月22日、茨城県水戸市に水戸元吉田店をオープンした。同店の1km圏内は4234世帯、9727人が住む。店舗周辺には幼稚園や小中学校が集中し、子育て世帯や単身世帯が多い地域だ。そのため競合も多く、1km圏内にはコープ水戸店、パワーマート住吉店、マルト元吉田店、カスミのフードオフストッカー元吉田店などがある。茨城県内では41店舗目の出店ではあるが、つくば市に本社があるカスミの知名度が高いことから、集客力を高めるべく日本ビクター水戸工場の跡地にNSC「ヨークタウン水戸」の中核店舗として出店。ヨークベニマルのほかにユニクロ、ダイソー、ウエルシアなども入居する。
売り場面積703坪の水戸元吉田店では、生鮮は鮮魚ではまぐろにこだわり、切りたて、作りたての刺身を提供。丸魚コーナーで近海の丸魚の品揃えを充実させた。精肉売り場では、茨城県の常陸牛をはじめとする黒毛和牛などの地元商品を品揃え。ハンバーグや焼肉などに加え、ローストビーフなど生食も充実させる。青果部門は、茨城県産の農産物の仕入れを強化し、近隣の契約農家の野菜を毎日販売。サラダやフルーツの店内加工も行う。