買い物しながら商品登録、スマホをかざして支払い完了

 店舗の入り口に設置されたスマホを取り、買い物カートに付いたホルダーにセット。スマホで商品のバーコードを読み込みながら商品をかごに入れる。買い物が終われば、専用の会計レーンに設置された精算機にスマホをかざし、現金やカードなどで代金を支払う。イオンリテールが導入を進めるスマホ型レジ「レジゴー」の仕組みだ。カウンターでのレジ作業が不要になるため、夕方や休日のレジの混雑時でも行列に並ぶ必要はない。そうした利便性が評価され、昨年8月に導入したイオンスタイル幕張ベイパーク(以下ベイパーク:千葉市美浜区)では、すでに利用率は2割に達しているという。

 イオンリテールでは、昨年春から本社の無人店舗で実証実験を行った後、5月にイオンモール幕張新都心(千葉市美浜区)のフードストア、8月にベイパークにそれぞれ導入した。フードストアではスマホ型の端末と端末が付いたカートの2種類を採用したが、ベイパークではフードストアの利用状況を元にスマホ型のみを導入している。

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