ホームセンター業界5位のアークランズと8位のジョイフル本田は4月14日、経営統合を行うことで基本合意した。2027年3月1日を効力発生日として持株会社を設立し、これに両社がぶら下がる形となる。

 アークランズの26年2月期売上高は3411億円、ジョイフル本田の25年6月期売上高は1289億円であり、新グループの売上規模は単純合算で約4700億円となる。業界内の売上順では、1位カインズ(5738億円/25年2月期)、2位DCMホールディングス(5423億円/26年2月期)、3位コーナン商事(5197億円/26年2月期)に続く4番手につける。5位のコメリ(3791億円/25年3月期)を大きく引き離す。

 新設する持株会社の代表権保持者は3名で、会長にジョイフル本田顧問の本田理氏、社長にジョイフル本田社長の平山育夫氏、副社長にアークランズ会長の坂本晴彦氏が就く。経営の実権については、規模で上回るアークランズがジョイフル本田に譲歩した形だ。また相談役として、アークランズグローバルグループ代表の坂本勝司氏が就任する。

 両社は統合の背景として、生活者ニーズの多様化やEC拡大、異業種参入による競争激化を挙げた。これまで培ってきた大型店舗運営力、専門店ノウハウ、商品開発力を融合し、専門性の高い売り場とサービスの充実、リアルとデジタルを連携した購買体験の高度化を目指す。また、特定領域に特化した新フォーマットの専門店開発も検討する。

 今後に向けては、「専門店集合型ホームセンター構想」を掲げ、賛同するホームセンター各社との連携を広げる考え。両社はこの先の展望について、「本経営統合がゴールではない」「日本一のホームセンターを目指す」との意向を示している。