公正取引委員会は独占禁止法(優越的地位の濫用)違反の疑いで審査を行っているホームセンターのニシムタ(鹿児島市)から、改善に関する確約計画の認定を求める申請があり、同計画を認定したと9月5日に発表した。
公取委によると、ニシムタは遅くとも2022年3月頃以降、納入業者に対して、「商品管理費」や「物流支援費」などの名目で金銭を徴収していたほか、新規出店時などに商品の搬入や陳列を無償で手伝わせていたという。
なお、同計画が実施されることにより、回復される金銭的価値は納入業者のうち50社に対し、総額約7億3000万円と見込まれている。