日本生活協同組合連合会は、「くらし応援全国キャンペーン」第5弾を4月1日から5月31日まで(一部生協を除く)実施する。
「くらし応援全国キャンペーン」は、物価上昇が続く中、組合員のくらしを応援するため、生協の宅配や店舗で販売するコープ商品の一部を特別価格で販売するというもの。第4弾までは秋に行ってきたが、今回、新学期、新生活が始まる時期に合わせて初めて春の実施となった。
今回のキャンペーン対象商品は、昨年の1.3倍の約300アイテム。第4弾のキャンペーンで好評だった冷凍食品を全体の約3割となる94品に拡大したほか、台所洗剤や洗濯洗剤などの家庭用品も14品目ラインアップに加えた。さらに、弁当惣菜を拡充したほか、パスタ(乾麺)や行楽向け商品など、春ならではの商品も品揃えに追加した。

なお、対象商品300品目のうち230品目は、キャンペーン期間中10%引きで販売するが、残りの70品目は、週替わり、日替わりなど期間を絞り、20%引きで販売。EDLPの中に短期の特売品を差し込むことで、来店機会の増加を狙う。
もう一つ特筆すべき点は、同キャンペーンで初めて、IP(知的財産)活用の販促を実施する点だ。人気テレビアニメの「ONE PIECE」とコラボし、人気キャラクターが集合したイラストを告知ボードやポスター、宅配のカタログなどに採用することで、キャンペーンの認知度を高めるほか、対象商品5点以上の購入で「ONE PIECE」のオリジナルグッズがもらえる販促企画などを展開し、対象商品の購入を促す。

IP活用の狙いは、若い世代の取り込みだ。昨年秋の同キャンペーンでは、期間中の対象商品の供給高が前年比19.2%増の105億円となるなど、トップラインの伸長にはつながった。ただ、「既存組合員の利用は増加したものの、新しい組合員、特に若い世代にはアプローチし切れなかった」(多喜靖次営業企画部部長)との反省から、今回、若い世代に人気の「ONE PIECE」をプロモーションに活用することで、キャンペーンの認知度を高め、若い世代を取り込もうというのだ。
岡本悠哉営業本部長は、「生協らしくないことをやってみようということで、今年チャレンジした。これまで取り込み切れていなかった若い世代にこれをきっかけに生協を使ってもらい、コープ商品のよさを理解していただき、利用定着につなげたい」と期待を込めた。
















