スギホールディングス(HD)は3月4日、モンゴルでの事業拡大を狙い、現地企業ASAYAKEと本州印刷との共同出資による合弁会社「SUGI ASAYAKE LLC」を設立したと発表した。出資比率はスギHD88%、ASAYAKE6%、本州印刷6%。モンゴル市場を拠点に日本のヘルスケア・ビューティー商品の販売網を本格的に構築する。

 ASAYAKEはモンゴル内でTV・ネット通販、小売り、卸売り、SNSマーケティング事業などを手掛ける。本州印刷は関西・九州を拠点とする印刷会社で、ASAYAKEと長年協業関係にある。

 スギは2024年4月にASAYAKEと業務提携し、モンゴルに進出。同年11月には首都ウランバートルに旗艦店「スギSUGI Powered by ASAYAKE」1号店を開設し、日本製ヘルス&ビューティー商品の販売を開始した。

 合弁会社を設立することで、今後は3社のノウハウを生かした出店を計画し、扱い商材については現地ニーズに合致したサプリやスキンケア、化粧品などの日本ブランドを展開する。マーケティングは、ASAYAKEが持つメディアとSNSを通じた現地でのノウハウと、本州印刷のプロモーションノウハウを融合させることで、日本製品の価値をスピーディーに浸透させ、市場シェア拡大を図る。

 スギはアジア展開を加速しており、現在、18カ国と取引、9カ国で資本・業務提携を進めている。モンゴルは23年の実質GDP成長率が7%と高成長を続け、生活水準の向上とともに美容市場も過去5年で平均21%成長を遂げており、市場が急拡大している。