東芝テックは、推し活を応援する広告サービス「かみ推しレシート」の全国展開を11月4日より開始した。ファンが応援するアーティストやアイドルの誕生日などの記念日に合わせて、レシートに応援広告を掲載できるサービスで、店舗にとっては、新たな来店動機創出につながり、集客力の向上などが期待できる。
「かみ推しレシート」は、IW社(福岡市)が運営する応援広告サービス「センイルJAPAN」と連携し、東芝テックが提供するクーポン発券クラウドサービス「テッククーポンデリ」の仕組みを活用することで開発した。これまで関西地方の店舗でサービス提供をしてきたが、全国展開開始により、全国の「テッククーポンデリ」導入店舗で運用が可能になった。消費者にとっては「推し」を応援する気持ちをレシートという形で表現でき、店舗にとっては、これまでにない来店動機の創出や、新たな顧客層との接点づくりによる集客力の向上、消費者体験の提供が期待できる。
効果と市場ニーズについては、マルハチ(神戸市)が運営するスーパーマルハチで実施した企画(2025年9月1日~9月7日)では、26店舗に合計4,200人の送客を実現し、新規来店や来店動機の創出に一定の効果が見られた。企画開始前のSNS告知では合計18万件以上の閲覧を獲得している。















