ローソンは2031年2月期までの新中期経営方針を公表し、コンビニの日販を足元より3割多い70万円超にするとした。竹増貞信社長(冒頭写真)は「中途半端な計画を立ててもしょうがない。やるならナンバーワンを目指す」とチェーン首位をにらむ意欲も示した。

 4月17日の決算会見の席で発表した。ローソンの25年2月期の全社平均日販は57万4000円で過去最高となり、ファミリーマートの同期実績を1000円上回ったが、首位のセブンイレブンの69万2000円とは現状12万円近い差がある。この差を急ピッチで縮めるべく、コロナ禍中に発足した大変革実行委員会に新プロジェクトを設置。次世代発注システム「AICO(アイコ)」の活用拡大をはじめ、KDDIの技術も組み合わせながら店舗の刷新を急ぐとした。そのほか新中計では、店舗オペレーションの3割削減、オーナー1人当たり店利益と本部利益をそれぞれ2倍にすることも掲げた。

 グループ事業でもチャレンジングな指標を掲げた。

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