青山商事は1月27日、同日開催の取締役会において、代表取締役及び執行役員の異動について決議したと発表した。 なお、代表取締役の異動は、6月26日開催予定の株主総会および総会終了後に開催予定の取締役会決議を経て、正式決定となる。

 新社長には、現在、執行役員管理本部長を務める遠藤泰三氏(冒頭写真)が就任する。

 遠藤新社長は、1967年生まれの57歳。1990年3月に青山商事に入社。2000年5月に営業部課長に就任以降は、総合企画部課長や人材開発部課長を経て、17年6月に執行役員人事部長に就任。21年4月から現職の執行役員管理本部長を務めている。

 異動の理由としては、「コロナ禍の影響による業績回復に一定の目途をつけたことに加え、デジタル化やカジュアル化などの社会構造変化への対応をスピード感を持って実行するべく、来期より新しい経営体制のもと、さらなる企業価値向上と持続的成長の実現を図る」としている。

 なお、青山理現社長は、6月26日付けで代表取締役会長へ就任する。