ヨドバシホールディングス(HD)は11月1日、JR千葉駅より徒歩2分の駅前に「ヨドバシHD千葉ビル」(千葉市中央区)を開業すると発表した。開業日は同15日。
同ビルは元々百貨店そごう・西武が運営する「そごう千葉店」の別館(ジュンヌ館)だった。だが、そごう・西武が昨年9月に米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却されたことで、今後のあり方が注目されていた。ジュンヌ館は、昨年8月末で営業を終了。今年6月に西武池袋本店(東京都豊島区)の改修地にオープンした美容特化の新業態「ヨドブルーム」に続き、第2弾目の改修物件となる。
ヨドバシHD千葉ビルは、地下1〜17階の建物。5階以上は1670台分の駐車場スペースとなっている。
地下1階〜5階の総売場面積は1万7824㎡。フロア構成は地下1階がユニクロ・ABCマート・JINS、1階がスターバックスコーヒー・ヨドバシカメラ・石井スポーツ、2〜4階が全てヨドバシカメラだ。
メインとなる1〜4階は、「マルチメディア千葉」(千葉市中央区富士見)が移転し増床オープンしたもの。売り場面積は既存店の約3倍となり、総売場面積は約1万3000㎡。家電量販店としては千葉県最大級の店舗となる。
同フロアでは、生活家電、カメラ、スマートフォン、テレビなど、幅広く取り揃え、話題の商品や最新の商品を実際に試せる「体験」がウリだ。
なお、地下1階に出店する「ユニクロ」は千葉県最大の面積で、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー商品をラインアップするほか、石井スポーツは千葉県初出店となる。