アダストリアは9月30日、2025年2月期上期決算を発表した。売上高が前年同期比8.5%増の1442億円、営業利益が3.8%減の99億円、純利益が2.0%減の69億円の増収減益だった。

 売り上げは、主力ブランドである「グローバルワーク」「ニコアンド」などが好調に推移したほか、7月から連結開始したライフスタイルブランド「トゥデイズスペシャル」が寄与し増収。だが一方の利益は、円安の影響や卸売事業を含むBtoB事業の構成比が上がったことで押し下げられ、減益で着地。しかし計画以上の成果とし、通期目標は据え置いた。

 減益要因の一つである、BtoB事業に関して木村治社長(冒頭写真)は、2月にスタートしたイトーヨーカ堂と取り組む「ファウンドグッド」の進捗状況について説明した。

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